山崎剛さん |
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「生涯スポーツの観点から:兵庫県を支えるトレーナーの視点」 2020年5月15日公開 |
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今回は西脇工業高校で一緒だった山崎さん。加古川で鍼灸接骨院(https://ameblo.jp/ymsk-tys/)をされており、地域のスポーツや健康を支えておられます。 先ずはプロフィールをどうぞ。
![]() 日本陸上競技連盟の医事委員会のトレーナー部のトレーナーだそうで日本陸連や兵庫陸協の医事委員会に所属し、依頼が来たら行ける大会に医務員・救護役員として参加するトレーナー資格だそうです。 大会でのトレーナー活動は(新型コロナ前)大体、以下のような年間の流れだそうです。
駅伝シーズンは今は特にないそうです。数年前までは勉強のために全中にも自腹で帯同されてたそうです。 一般ランナー向けのレースや教室にもトレーナーなどで参加されてます。 ![]() では質問させて頂きます。
山崎:日頃は9割が中高生です。一般ランナーは少ないです。お年寄りの患者さんは月に2人くらいです。
山崎:そうですね。接骨院は保険適応の症状が決まってるので、性格上守らないと気が済まずきっちりしてたら結果的に中高生がほとんどになってました。 半々だと思います。中学生は高校では違う部活に入ると言ってても、結局は陸上部に入ってまた通ってくれる子がほとんどです。 高校生は箱根駅伝目指して関東の大学にいく子もいるし、関西に残って続ける子もいます。
山崎:生涯スポーツとしては加古川市は使える、拠点となる施設がもっと増えれば良いなと思います。 今の加古川市を作ってきた年代と、これから加古川市を支えていく年代が交わっていくことが大切だと思います。
山崎:新しい公園を少しずつ作っていけば運動する高齢者も増えるのかなと思います。ジムに通う方は増えてますけどもっと外で運動する場所を増やしたいですね。 例えば、加古川市はゴルフの打ちっぱなし場は多いと思うのですが、ゴルフ場が無いんじゃないかな?と思います。ゴルフ場だけではなく若者とお年寄りが共有して使える施設作りが必要かと思います。 まだスポーツにとっても有効活用できる土地があると思います。そこに若者とお年寄りが共存出来る場所を作り、今の新型コロナや災害が起きた時に使用出来る施設を作るのも良いかなと思います。スポーツと災害を共存出来る施設が出来ると一石二鳥ですね。 学校の管理職の先生が仰有ってましたが、学校は避難所として使用する場合がありますが負担が大きいそうです。避難所になる学校の先生だけが負担を被り、それ以外の学校の先生は関係無いのは不公平ではないかという意見もあるそうです。
山崎:対価は問題ですね。スタッフの確保の問題はまずその部分をクリアしないといけないと思います。ただその場だけの対価を求めるならば難しいと思いますが、その先の対価を求めるならば無償ボランティアも良い方法かなと思います。 兵庫陸協のトレーナー活動も治療院を休むこともあり、謝礼は出ますが金銭的には正直なところマイナスです。 でも来ているトレーナーは金銭的な対価よりもその先の繋がりを対価として動いているので、あまり気にしてないのではないかと思います。 その場に先の対価を見出だす何かがあれば良いと私は考えて動いてます。
山崎:そうですね。課題は多いですね。 ボランティアをしてる人も、仕事としてやってる人もお互いを認め合うことが課題だと思います。 (趣旨が変わりますが)お互いを批判し合うと醜くなります。認め合うことで困ってる人や問題はスムーズに解決していくと思ってます。 同じ地域に住んでいても抱えている問題や悩みは違うので、まずは認め合い活動することかなと思います。
山崎:そうですね。批判より認め合い、より良くする方が気持ちが良いですよね! あとがき 山崎さん、ありがとうございました。 お話を伺っていると、更にその先を色々伺いたくなりますね。皆さんからも本内容についてご質問があればご連絡ください。 今回のこの記事はトークイベントや生涯スポーツ事業の一環で行われました。 そちらにもぜひ興味をお持ち頂けると幸いです。 インタビュアー:KRC代表 神屋伸行 |
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